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2013/05/31

十勝産中・強小麦の素晴らしさを知っていただくために


 十勝産小麦の素晴らしさを知ってもらうためには、生産地である十勝の畑に実際に来て、身をもって体験していただくことが最も大切ではないかと考えております。このため小麦畑で生産者と小麦を語り味わう「バスツアー」や、パンにマッチする料理の食べ歩きイベント「とかち晴る(バル)」、十勝産食材をふんだんに使用した、「交流会」や「朝食会(満寿屋商店 麦音店)」、「十勝産 パン・お菓子即売会」など、小麦と食を満喫していただけるイベントを開催いたします。さらに、ベーカリーキャンプ期間中、11,000枚のトーストで焼き加減を調節し、焼き色で陰影を表現したモザイクアート制作「世界トースト・アート in 十勝」を開催し、ギネス世界記録に挑戦いたします。

広大な十勝の農地で生産される豊かな農畜産物の高度利用を地域で推進するため、「フードバレーとかち※」に取り組んでおり、今後生産・加工・流通・販売を幅広い視野から発展させ、より豊かな十勝、北海道、そして日本をつくっていけると考えております。青々と美しい小麦がたなびく、十勝の初夏の畑で行われる「十勝ベーカリーキャンプ2013」に、ぜひお越しいただきますよう、お待ちしております。

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十勝産小麦の現状


日本の小麦は、国内需要の約9割を輸入に頼っています(パン用小麦にいたっては実に 97%が外国産)。こうした 中、十勝は全国の生産量の約30%を占める、小麦の一大産地となっています。しかし、これまで十勝で生産されていた小麦のほとんどは、うどん用の中力小麦で、パンやラーメンなどに使用する強力小麦はわずか1%以下でした。こうした状況を打破するため、現在では、生産者や加工業者、研究機関などが協力し、パン用小麦の新品種「ゆめちから」などが育成され、順調に普及が進められています。一方で中力小麦の「きたほなみ」は製粉技術の向上により菓子分野でも使いやすい小麦粉への開発・商品化も進められています。このように、現在様々なパン、麺、菓子に利用できる、優れた十勝産小麦粉が市場に供給されており、十勝産小麦粉で全ての小麦粉食品が製造できる状況が達成されつつあります。

小麦作付面積 : 全国 211,500ha/十勝 46,600ha(22.0%)
収穫量 : 全国 742,100t中、十勝 213,800t(28.8%)

平成23年産